7月13日(土曜日)に行われた、保育園を考える親の会の
「-公立保育園の民間委託・民営化を考える-」勉強会に参加してきました。
勉強会では横塚さんから中野区の民営化のこれまでの流れと会としての動きを紹介。
高木さんが民営化対象園親としてどう対応してきたかを話しました。
その後すでに民営化された園が動きはじめている八千代市の方から、民営化までの取り組みとその後のお話を聞き、保育を考える親の会代表の普光院さんから相模原の審議会に参加したときのお話(総会のときに話してくださった事をもう少し簡略に)でした。
その後1時間程度の質疑応答。
まず、民営化が中止された事例である、調布市のかねこ保育園の報告がされました。
報告してくださったのは調布市の保育士さんです。
いろいろな運動をやったが、決め手は「一時保育、休日保育、、、、」を労使間交渉で労組みずからが受けて行くとしたことだったとの事です。
ただ、その結果として、そのための補充人員が無い中でやっているので職員の負担がどんどん増大していくことが問題とのことでした。
隅田区から来た方から、どのタイミングで「白紙撤回」から「条件闘争」に移行していけばいいのかとの質問があり、横塚さん、高木さん、八千代の方がそれぞれ考えを述べていました。八千代の方が「メリットが見えたとき」というのはとても感心しました。
多摩市の方からは、中野の「提言」はすごい!とお誉めの言葉をいただきました。
それと、今はまだいい法人が残っているからいいがいつまでもそういう法人がいるわけではない。そのうち受託法人がいなくなるか、馬鹿でかいチェーン化した保育園だけになっていくのではないかとのことです。確かにそうですね。いい法人は無尽蔵にいるわけではないですもんね。
終了後、何人かの方たちと飲みに行って、父母連の事、民営化の事、保育の事、保育士の事、いろ〜んな話をしているうちに気がついたらお尻に根っこがはえていました。
(2002.7.15 山本 )
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