中野父母連ニュース

2003. 2.22 第11号

発行:中野区保育園父母連絡会


「保育園ってどんなとこ」

保育園の申し込み期間に入ったた12月8日、勤労福祉会館にて「保育 園ってどんなとこ?」企画が行われました。

保育園入園を希望する父母のみなさんを前に、まずは保育園ガイダンス を兼ねたミニお芝居の上演、その後簡単に保育園の種類と入園手続きの紹 介を行いました。保育園入園の際に実際に作られた布団カバーなども持ち 込んで、力の入ったミニお芝居でした。

今年は保育課入園相談係の方をお招きして、参加された父母の皆さんの 質問に答えていただき、ガイダンスの不充分さを補っていただくことがで きました。

後半は参加者の皆さんのお住まいで区北部、区南部にわかれ、在園父母 連会員も各グループに入ってのグループ討論。「保育園入園の秘策?談」 「入園ビックリ体験談」にわいたり、「子どもが病気の時はどうすれ ば?」といったシビアな話まで、様々な話題が出たようです。

参加された入園希望父母の皆さんは、「とにかく子どもを保育園に入れ て仕事を続ける見通しを作らなければ」と、情報にあたられている時期 だったせいか、「わが子は本当に入れるのか?」という不安が大きかった ようですが、保育課入園相談係の方の大きな助けをいただきながら、正確 な情報をお伝えできたのではないかと思います。

参加された皆さん、ご協力いただけた会員の皆さん、ありがとうござい ました。


「保育園ってどんなとこ」アンケート集計結果及び考察

参加された方々にアンケートをとり、5名の方から回答をいただきまし た。

まず始めに、この企画をどのように知ったのか、たずねました。

ポスター、CTN(中野ケーブルテレビ)、区報と答えた方はいましたが、 インターネット(ホームページ)と答えた方はいませんでした。

初めて子どもを保育園に入れようとしている親にとって、父母連のホー ムページは、まだ身近なものではないのでしょう。

ファミリー・サポートセンターのイベントに参加した時に知ったと、答 えた方もいました。

ポスターは『区民の広場』等に貼りましたが、張る場所に偏りがあったこ と等考えると、今回、保育課の方にご参加いただき詳しい説明をしていた だけたように、今後、保育課等の協力をいただき、保育課や地域セン ターなどの窓口にもポスター、チラシ等をおいていただけるようになれば と思います。

どんな事を知りたいのかという設問では、

「中野区の保育園の数など/申込書について/保育園のしくみ・特徴/ 保育園について何も知らないので、少しでも情報を得たかった/入園状況 /いかにしたら保育園に入れるのか」という回答でした。

仕事を続けたいという、切実感を強く感じました。

今日の企画はどうでしたかと言う設問では、

<良かったこと>は「疑問点に詳しく答えていただいた/なんとなく、イ メージができてきた/区の方もきていただいて、実情を話していただいた こと/保育園にあずける時の心構えや裏話まで聞けたこと/保育園の実態 が少しわかりました/自分の知りたい事が、だいたい分かった/質疑応答 の場があったこと/各保育園の情報を収集してくれたこと」を書いていた だきました。

<わかりにくかったことやおもしろくなかったこと>の指摘は、ありませ んでした。

今回の企画の方向性は、参加された方々の要求にあっていたと思います。

また、アンケート班(ホームページ担当の人たち+α)が集めた各保 育園にたいしてのアンケートに高い評価をいただきました。

最後に感想を書いていただきました。

「劇もたのしくまた、本音で話してくださったことがとてもよかった。今 日は本当に来て有意義だった。ありがとうございます。今まで誤解して いたこともあったので、今日来て新しい知識がとってもうれしい。/現 実的な話が聞けて、とても参考になりました。/今日参加してより現実の 世界の話になりました。ホームページを見ていきたいとおもいます。/知 らなかったことを聞いたり、くわしく話しがきけたので良かった。/まわ りに保育園に通っている方がいないので、生の声を聞くことができてよ かったです。」

 来年度の「保育園ってどんなとこ」企画を考えるにあたって、時期・内容 など、自分達が初めて子どもを保育園に入れようとしたころを振り返っ て、色々な御意見を父母連に提案してもらえれば嬉しいです。


父母連活動日誌(11/30〜1/31)


中野区職員労働組合との懇談

11月15日の中野区職員労働組合との懇談をいたしました。

遅ればせながら報告させていただきます。

日時、場所・・11月15日pm7:00〜区役所7階会議室にて

参加者・・中野区職員労働組合(以下区職と略す)から、伊達委員、長田、保育部会の先生方5名

父母連から、横塚、松永、篠崎、高木、江原:篠原さん

  1. 父母連からの報告

    ニュース9号を渡す。この間の活動の報告

  2. 区職から
  3. 質疑等

・・・・・・・・・等


各園父母会の活動状況

丸山保育園

12月15日、丸山保育園父母会恒例の「おたのしみ会」を、鷺宮児童館をお借りして行ないました。

当日は

今年もチケット制のお店屋さん形式で行い、飲食コ-ナーは「ウイン ナー」「わたあめ」「駄菓子」のお店が並びました。中でもウインナー、わた あめは大人気でチケットを手に2.3回並ぶ子もいるほどでした。

バザーは、園の図書室を置場としてお借りして、各家庭より協力して いただいた品物を集めました。こちらも大きくても小さくても1チケット の為、子どももおとなもよ〜く吟味して掘り出し物を手にしたのでは …!?

女の子達に人気のネイルコーナーもありました。丸山保育園の父母の 方に、去年に引き続き今年も出店していただきました。子ども達のち〜さ なツメに1人づつ好きな色や模様をリクエストして塗ってもらい、仕上が るととても嬉しそうな笑顔になっていました。

そしてゲストとして「語りてたちの会」の方々をお招きしました。パネ ルシアター・手あそびうた・クリスマスにちなんだものなど、小さな子か らおとなまで、楽しい時間を過ごしました。

当日は寒い中、大勢の参加と父母の方々のご協力により、楽しく盛りだ くさんのイベントになりました。


野方保育園

野方保育園は、3月2日(日)に野方児童館をお借りして、恒例の「お わかれ会」を行ないます。

「おわかれ会」を行うようになって4年目。それまでは、「クリスマス会」 を行っていましたが、前園長先生の「子どもに夢を与えるクリスマス会の ような行事は、園と父母会2回行なうべきではない」という考えから、父 母会が行なうのであれば園ではクリスマス会を行なわないといわれまし た。考えた結果、父母会ならではの、園から送り出す子どもと小学校に いった卒園した1年生、両方が参加する「おわかれ会」を行なうことにし ました。

「私が行く○○小学校には、卒園した△△ちゃんもいっているんだ」と わかる事は、小学校員入学する子ども達にとっても心強いのではないで しょうか。また、卒園した子ども達にとっても、ここで会えるのは楽しみ のひとつになっているようです。

今年のプログラムは、

去年は、お父さんたちの手品が会場をわかせました。

今年はどうなる事やら・・楽しみです。


会員動向

 2002年11月30日現在

  団体会員数  7団体

  個人会員数  58名


メーリングリストの話題から

  • 「保育園ってどんなとこ?」のCTN出演や当日、参考資料で 保護者の方に見せるシーツ袋・エプロン・連絡帳の貸出依頼の メールが流れました。
  • 民営化対象園は前回ニュース以降、説明会の開催予定がな かったのですが、対象園の父母の方から個々に情報が流れて きました。みなみ・あけぼの・大和北は1月下旬から中野区側 の視察が始まります。
  • 今年父母会を立ち上げた江原の父母会役員の方から父母会ポ ストについて質問があり(ポストの有無・大きさ・設置場所な ど)各園からお返事がありました。
  • ・オフ会開催・・・全体会とは別にみんなで集まって日頃、困っ ていること等を話し合おうという企画が会員の方から持ち上 がりました。日程・場所は未定ですが、春頃、区内の公園で行 いたいと思います。詳細が決りましたら随時、ご連絡したい と思います。

    民営化対象園の動き

    野方北保育園

    1月より、桜ヶ丘第一から新園の園長・主任・来年度1歳、2歳の 担任保育士が入り、移行が始まりました。

    1月の園だよりには、写真入で紹介があり、早・延長番の際にも野 方北職員と共にあたっています。3〜5歳のクラスでは4月からの ことを子どもたちに話されました。

    2月には、各クラス来年度の担任が入り、「野方さくら保育園準備 室」から新園長・新担任・保護者の3者面談が分程度の枠で設定 されています。


    大和北保育園

    民営化に向けての経過等の情報に関して、1月24日に『この間 の経過報告をする事等』の要望書を持ち、園長先生と話しました。そ の日のうちに園長先生が保育課に申し入れを行い、1月28日に保 育課から要望書に対しての回答をいただきました。

    内容は、『視察のメンバーについて保育課では必ずしも当該園園長 が参加する必要がないと考えている事、今回は応募数が当初考えて いたよりも多かった事等』でした。

    父母会ではこの回答とその他の要望の回答などをお便りにして配 付する予定です。


    あけぼの保育園・みなみ保育園・大和北保育園

    あけぼの・みなみ・大和北保育園の法人応募状況がでました。

    視察・ヒアリング1月中旬〜2月下旬、3月に3園同時に法人決定予定です。

    *応募法人数について

     応募法人 計15法人(内、3園併願6法人、2園併願4法人、併願法人数15法人中10法人)


    1月全体会報告(1月26日)

    詳細はこちらへ!


    「小学校なんてコワクない!〜小学校始期のあれこれ〜」

    聞いてみたい、気になるアレコレ


    先輩ママから


    江原保育園父母

    我が家の場合は、子どもが後に出て、先に帰るので、鍵の管理をかなり しつこく言いました。ランドセルに、伸びるキーホルダーで付けて、キー ホルダーごと中のポケットにしまい込むこと、お友達にもけして見せない こと、開けるときは周りを確認して人がいないことを確認して、家に誰も いなくても大声でただいまと言うことなどを約束しました。

    また、登下校の際に、一人で危険に会わないように、一緒に行く子を親 同士で決めておき、しばらくはその子の親御さんが見送りをしてくれまし た。また、学童のそばのおうちの子と下校し、帰宅するときは同じ方向の 子と帰るように、複数のお友達と約束を取り付けました。(お友達が一人 だと、お互い休んだときに困りますね)専業主婦のお母さんと、PTA活 動で知り合い、一緒に帰ってくれるようにお願い出来たのが良かったと 思います。

    子どもの日中の様子などもいろんな方から聞けるので、PTA活動はす すんでやる方がいいと思います。私も日中の会議には出席出来ませんでし たが、その代わりに資料作成や電話連絡など、やれる部分で協力しまし た。何より、自分の友人が増えます。 

    親は子どもが自分で育っていくのを信じて、待つことが重要です。大 きくなった喜びで一杯のいまが、グンと成長します。その成長に親が追い つけないほどです。私も未だについつい口も手も出してしまいますが、子 どもにはもう子どもの社会生活が出来上がっていて、親の手の届かない世 界にいるなあと、寂しさ半分、嬉しさ半分で見守っています。


    持ち物イロイロ


    ゼッタイ学童!

    *紙面の都合上、全てを掲載できませんでした。ご了承ください。


    ウィルス性胃腸炎について

     ウィルス性胃腸炎について以下の文書を区に提出しました

    詳細はこちらへ!


    「民営化事業者選定への提言2002年版のとりくみ報告」

    昨年に引き続き、民営化対象園のこり3園の法人選定が開始され、中野 父母連でも昨年同様「民営化事業者選定への提言」を、応募がかけられ る1都3県の法人に郵送する取り組みをしました。

    昨年の提言発送から1年の経過をプラスし、3園の父母の思いを盛り込 めるよう提言の補足を行い、対象園3園の父母の方の中で手記を寄せてい ただくようお願いしました。

    待機児解消対策で新設保育園が増えており、発送した法人は700近く になり、昨年同様、法人の反応は「たのもしい父母のがんばり」と「いか がなものか」の双方がありました。

    取り組みの反省として、

    などがあがっています。

    なお同封しました「父母の手記」は、上記の反省を生かし、お名前やイ ニシャルを伏せた形でお届けします。

    さて、課題も多かった取り組みでしたが、予算に組んでいないものでし たので、会員・関係者の皆さんに募金をお願いしています。(発送費だけで 6万円近くになりました)一口500円を目安に、ご協力いただければ 幸いです。


    保育園アンケート行いました

    中野父母連のホームページで「きになる保育内容」というメニューが ありましたが、ずっと空いていました。それがWeb班としては気になっ ていて、誰からともなく「保育園アンケート」やらない?という案が浮上 しました。

    ただ、Web班のメンバーだけではちょっと手に余るのでメーリングリ ストで一緒にやってくれる方を募集したところ、江原保育園の篠原さんが 手をあげてくれて、Web班5名+篠原さんで急遽アンケート班が結成され たのが10月2日でした。目標としてはなんとか「保育園ってどんなと こ?」に間に合わせること。

    アンケートの目的としては「中野区内保育園の保育状況を知るととも に、新入園父母が入園希望園を選ぶ際に基礎資料として利用できるものを 作成すること」とし、多摩市父母連の行ったアンケート(http://www.ne.jp/asahi/fuboren/tamashi/hoikuen-gaiyou.htm)を 勝手にたたき台にさせていただきアンケートの詳細を検討、なんとか10月 27日の全体会に間に合わせることが出来ました。

    全体会で承認されホッとしたのもつかの間。保育課にアンケートの配布 方法について相談にのっていただき、11月6日、認可私立園、認証園、未 認可園に郵送し、ご協力お願いしますとお電話。ドキドキしながら待つこ と1週間、11月13日に最初の園から回答が届きました。

    公立園については、保育課から「保育課で答えるべきところはこちらで 答えます。その上で郵送して下さい」とのこと。それを待ち、郵送できた のは11月18日でした。さらに保育課から「内容に責任を持ちたいのでこち らで一旦回収してチェックさせていただきます」とのことで最終的に回答 が揃ったのは12月3日でした。

    届いた回答はアンケート班で手分けして入力し、報告書用と「保育 園ってどんなとこ?」で配布するもの用と2種類の原稿を作成しました。 「保育園ってどんなとこ?」に関しては「配布用にA3用紙一枚に納めて 欲しい」との要望がありましたので、A4用紙5枚に渡る質問を何とかA3に 納められたのが12月7日早朝。横塚会長を始めとする幹事会の皆さんが印 刷を頑張ってくださって12月8日の「保育園ってどんなとこ?」にぎりぎ り間に合わせることが出来ました。「保育園ってどんなとこ?」では好評 だったそうで、アンケート班一同、胸をなで下ろしています。なお、報告 書には野方北保育園のホームページを作っていらっしゃる比留間さんに お願いし、素敵な表紙を作っていただきました。

    最終的な回答は対象園44園中40園、90.9%という非常に高い回収率にな りました。また、回答を下さらなかった園についても回答できない理由に ついて直接父母連に、もしくは保育課を通して説明してくださりありがた く思っています。特に中野区の認可園の多くをしめる公立園は保育課の協 力もあって全園ご協力いただけました。

    報告書はA4用紙5枚にも及ぶアンケートに答えていただいたお礼も兼ね て可能な限り各園に配って歩きました。中にはお忙しいのに園を見学させ て下さったり、中野の保育に対する思いを語って下さった園長先生もい らっしゃいました。アンケートやそういったことを通して、中野にはすば らしい保育園が沢山あるんだということが実感できたプロジェクトでし た。プロジェクトが始まった10月から嵐のような日々でしたが、本当に やってよかったと思っています。

    アンケート結果と報告書は父母連のホームページ(http://nhoiku.eqg.org/)で見ることが出来ます。なお、印刷した報告書について ですが、広くいろいろな方に見ていただきたいので配りたいという意見も ありましたが、アンケート班及び全体会で相談し、今回はご希望される 会員の方々とこれから中野の保育園に入園される方のみに配布させていた だくこととしました。父母連会員については5ページに案内しましたの でそちらをご覧ください。これから中野の保育園に入園される方で印刷 された報告書が必要な方は実費でお分けしますので直接父母連までご連絡 ください。

    最後に、慣れない私たちに辛くお付き合いくださり、またご協力くだ さった保育課の皆様、大量の質問にお答えくださった各園の皆様、とて も参考になるアンケートをやっていらっしゃる多摩市父母連の皆様(アン ケートを勝手に参考にさせてもらってすみません)、その他大勢の方た ちのご協力によってアンケートを行うことが出来ました。この場を借りて 御礼申し上げます。


    保育園アンケートについて

    11ページの保育園アンケートの報告書について印刷したものを会員に限り配布できるよう準備いたし ました。ご希望の方は便せんに郵送先明記の上、270円分の切手を同封し、以下の住所まで送って下さい。 折り返し報告書を郵送させていただきます。


    父母会紹介 西鷺保育園 酒井久美子

    西鷺宮保育園は、定員100名で新青梅街道近くの一番北の はずれにある保育園です。

    父母会は、父母会行事を中心にして行っています。

    現在、役員は会長・副会長を含め各クラス2名の12名で運 営しています。役員が毎年変わるので、行事はその年々の役員で 話し合って決めていっています。

    今年の行事は、春に総会を数年ぶりに復活させ親睦会をその 後にしました。夏は花火大会を夏祭りのようにおこない、秋は初 の試みのバザーを、冬はクリスマス会を行いました。

    中でもクリスマス会は一番参加の多い行事で、人形劇やサン タ登場などその年々で趣向をこらして行っています。

    父母会行事は、保育園との共催という形では特に行っていま せんが、運動会の準備や片付けのお手伝い、卒園式にはビデオ撮 影の方を入れさせて頂いたりと、園との話し合いを重ねて行 なっています。

    父母会からの配付のお便りは各クラスのポストをテラスや 廊下に設置したり、今年のバザーの品物回収の箱をテラスに置 くなど保育園に協力して頂いています。

    父母間は仲が良く、クラスごとで集ったり、特に役員をすると 1ヶ月ないし2ヶ月に一度の役員会もあり、ぐっと親しくな り、一眼となって父母会活動に取り組んでいます。

    問題点があれば1つ1つクリアしていけるように父母の親 睦を深め、子ども達によりよい環境をつくって還元できる よう協力し合っています。

    父母連が発足し、このような情報交換の場となる会に 園をあげて参加できたことは、視野も広がるよい機会だと嬉しく思ってい ます。貴重な情報交換の場としてこれからも会の活躍を楽しみに期待して います。