「中野の保育を考える会」ニュース

2001.7.2(月)1
発行:『中野の保育を考える会』
世話人: 横塚美幸


2001年6月17日(日)社会福祉会館において、ついに
『中野の保育を考える会』が結成されました!

中野区立保育園の民営化が発表されたことに、不安や疑問をもった父母たちがさまざまな活動をしてきました。

<区議会に対する陳情書・要望書の活動><保育課課長を呼んでの説明会> etc・・・

野方北保育園の民営化が、発表されたのもそんな活動の最中でした。

2001年3月、そんな父母たちが出会い、子どもを守るには父母たちの大きなつながりが必要と考え、準備会を重ねてきました。

★結成のつどいの参加者は、43名

37公立・私立保育園中16園の父母たち、東京父母連・三鷹保育運動連絡会など他団体


★千葉県八千代市保育園父母会連絡会・清水さんをお招きして、

<八千代市の保育園民営化と父母会連絡会の取り組み>と題して、八千代市の民間モデル園の取り組み等について、お話をうかがいました。

「保育園という、地域に開かれている施設が民営化していくことのメリット・デメリットをよく考えていった。」こと、「子どもにとってよい保育をしてくれる(保育環境)ことを一番と考えた」「民営化しても現在いる職員を辞めさせるわけに行かないのだから、人件費の削減はすぐにはできない」・・など、今後の私たちの取り組みにおおいに参考になる内容でした。


★参加者の声

来年父母会結成20周年を迎えます。全世帯父母会に加入。園長先生と父母会の関係が難しいところです。

保育園の父母の関わりが、後々まで続くと聞き、父母会の活動の大切さを感じています!

民営化に対するの活動の仕方としては、1.鎌倉方式2.八千代方式3.調布方式があると思う。この会がどの方式を選んでいくかは、総意で決めていければいいと思う。

以前、廃園対象となったが地域の人たちの反対もあり、存続している。5年前、父母会ができ、昨日総会で、この会への参加を決定しました!!

保育園の隣に、園庭を影にする高い建物ができる。その反対活動に父母会として取り組んでいる。

約20年ある父母会が存続できなくなってきている。今年度、会則を白紙の戻すということになった。0からのスタートとなった。

現在、月に1回づつ保育課と話し合いを持っているが、都合の悪い事には答えてくれない。話し合いは平行線だが、質問するだけで父母の同意を得たととらえられて民営化が進んでいきそうで怖い。皆さんに話をしたいことはいろいろあるけれど・・・・

・・・それぞれが、それぞれの立場で頑張っているんだな―と思える参加者の交流でした。涙ながらの報告に思わず瞳がうるむ場面もみられました。


★役員が決まりました。

会長に
丸山保育園の篠崎純子さん
世話人に、
大和東保育園宮沢さん
西鷺宮保育園の酒井さん
丸山保育園の松永さん
打越保育園の帯津さん
野方保育園の横塚

が、承認されました。


次回の『中野の保育を考える会』会議のお知らせ

7月15日(日)AM10時か12時    野方地域センター3階和室

<内容>各保育園の情報交換・区の民営化に対する意見交換等・・

考える会に参加されていない父母・父母有志の方もぜひ、おいでください。